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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM32771
作品No.
香道具13
画像No.
32771.00
作品名
古今香箱 香札
制作年
江戸時代 寛永16年(1639)
寸法
箱:高14.0 縦14.5 横12.4
指定
国宝
所蔵先
徳川美術館
画像データ
8.8MB
解説
香合せは数種の香を炷いて香りを聞き分けて賞玩し、その当否を競う遊びである。香木や香炉などの他に、競技のためには各種の香名を記した小札すなわち香札が用いられる。 本品は初音の調度に含まれる香箱の一つで、琴柱形の香札50枚と小箱10個が納められる。『古今和歌集』の歌意にちなみ、蓋表からはじまり四側面に、梅・蒲公英・桜・椿・杜若・撫子・紫陽花・竜胆・萩・菊・女郎花・雪持笹など春から冬の四季折々の花木が咲き乱れ、つがいの鳥が遊ぶさまが意匠化されている。
注釈
霊仙院千代姫(尾張家2代光友正室)所用