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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM32770
作品No.
香道具11
画像No.
32770.00
作品名
宇治香箱 香札
制作年
江戸時代 寛永16年(1639)
寸法
箱:高15.0 縦16.0 横14.0
指定
国宝
所蔵先
徳川美術館
画像データ
9.1MB
解説
香合せは数種の香を炷いて香りを聞き分けて賞玩し、その当否を競う遊びである。香木や香炉などの他に、競技のためには各種の香名を記した小札すなわち香札が用いられる。 本品は初音の調度に含まれる香箱の一つで、『源氏物語』宇治十帖の題を記した桔梗形の香札各6枚、合計60枚と小箱10個が納められている。 箱の蓋面には銀で「宇治香箱」の文字が嵌入され、平等院や鐘楼などが、梨子地に蒔絵で表されている。図柄は蓋面から側面手前につながり、四側面にわたって宇治川の流れ・宇治橋・水車・柳・柴船・蛇篭などが描かれており、五面の空間に見事に宇治の風景を納めている。 本品は初音の調度に含まれる香箱の一つで、『源氏物語』宇治十帖の題を記した桔梗形の香札各6枚、合計60枚と小箱10個が納められている。
注釈
霊仙院千代姫(尾張家2代光友正室)所用