作品詳細

コレクションNo.

TAM32716

作品No.

香合29

画像No.

32716.00

 

 

作品名

螺鈿楼閣山水図印籠　側面

 

 

年代

14-15世紀

寸法

高12.4　縦8.0　横8.0

 

 

所蔵先

徳川美術館

画像データ

12.4MB

解説

正方形三段の合口造の小箱である。蓋表には山居の茅屋に人物、四側面には各段で違う七宝繋、あるいは花丸繋が螺鈿で表されている。側面の螺鈿は微細な少片によるモザイク状であるが、蓋表は大小様々な切貝が用いられており、大きな貝片を用いた土坡の中の鷺や草の毛彫は細密である。元・明時代の螺鈿はほとんど全てが剝出法であるが、本品の蓋表には部分的に研出法が併用されている。