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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM32134
作品No.
経巻8
画像No.
32134-0
作品名
紺紙金字法華経 第七帖 七帖の内
年代
元-明時代 14世紀
寸法
縦32.7 横10.9
所蔵先
徳川美術館
画像データ
15.7MB
解説
サントリー美術館・龍谷ミュージアム「水に祈りて」展、作品貸出予定
後秦の鳩摩羅什訳の全七帖(二十七品)からなる『法華経』で、紺紙の天地に金泥の子持界線を引き、金泥による端正な楷書で片面五行一行十七字(弘伝序の部分のみ十八字)に経文が書写されている。わずかな書風の違いがみられ、全巻一筆ではなく、数人の寄合書とみなされている。
各巻の見返しには『法華経』の各巻に対応する経意が金泥の鉄線描で精緻に描き出され、各巻末には、韋駄天像が描かれている。至元二十八年(一二九一)製作の京都国立博物館本『華厳経』と書写形式・画風などが近似しており、本作品も、これと相前後する頃に中国で書写されたと考えられる。