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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM280160
作品No.
巻物105.9
画像No.
28016-0
作品名
名古屋東照宮祭礼図巻 総巻
作家名
森高雅筆
年代
江戸時代
制作年
1822年
材質・形状
紙本著色
寸法
縦34.5 長1267.8
所蔵先
徳川美術館
画像データ
1.3MB
解説
尾張家十代斉朝への全九巻の献上本で、名古屋東照宮の祭礼を描く。名古屋東照宮は元和五年(一六一九)に尾張家初代義直によって創立され、江戸時代を通じて家康の命日である四月十七日とその前日の二日間にわたり大規模な祭礼が行われた。本町筋を巡行する行列と商家が描かれる総巻と行列のみを描く八巻からなる。森高雅(一七九一~一八六四)は、はじめ吉川一溪に、ついで中林竹洞に南画を学んだ。また牧墨僊に浮世絵を学び、玉僊と号した。別号に蝦翁・菊亭・素堂・紫川亭がある。晩年、土佐光孚の門に入り、大和絵を加味した風俗画に真価を発揮し、その画風は尾張徳川家十代斉朝に好まれた。高雅は、門人教育に階級を設け、昇級する度に門人から謝礼をとるなど門人教育に巧みで、数多くの門人を養成した。門下には日比野白圭・木村金秋らがいた。