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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM25306
作品No.
印籠1
画像No.
25306.00
作品名
紫陽花蒔絵印籠 銘 芝山易政作
作家名
銘 芝山易政作
年代
江戸時代 19世紀
寸法
高8.8 縦2.3 横5.0
所蔵先
徳川美術館
画像データ
16.9MB
解説
印籠は3重または5重の長円筒形の小箱で、武士の礼装の装身具として腰に下げて用いた。蒔絵、堆朱、螺鈿などの細工が施され、緒には緒締め、根付が付けられる。もと印判を入れたところから印籠と呼び、室町時代頃から薬を入れるようになった。本品は鉄刀木の器胎に、青の濃淡と白のガラスで花弁を、金や石・鼈甲で葉を象嵌して紫陽花をあらわしている。緒締は瑪瑙、根付は象牙製で中央に鳳凰を彫り出した金を配している。作者の初代易政は、江戸で活躍した印籠の名工で、複雑な象眼を施した「芝山象眼」の祖である。