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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM247660
作品No.
24766-0
画像No.
TAM247660
作品名
官次第_巻末
作家名
尊円親王
生没年
1298‐1356
分類
巻物19
年代
南北朝時代_14世紀
材質・形状
紙本墨書
寸法
縦32.7 長97.8
所蔵先
徳川美術館
画像データ
15.9MB
解説
間合紙十九枚を継ぎ、官職名を豊肥流麗な書で列記した手本で、巻末には尊円親王(一二九八~一三五六)の花押が記されている。このような成語・熟語を類別に配列した手本は、尊円親王によって少なからず書写されたようで、なかでも康永二年(興国四・一三四三)四月二十九日に千代菊という者に与えた「大手本(拾要抄)」(青蓮院蔵)が著名である。本巻の筆致筆勢は、この「大手本」ときわめて近く、尊円親王四十代後半の染筆になるとみて大過ないと思われる。筆者の尊円親王は、伏見天皇の第六皇子で、青蓮院門主、天台座主を歴任した。和歌・諸芸に秀で、特に書は、世尊寺行尹・行房から世尊寺流の書風を学ばれ、上代様に傾倒した独自の書風を確立した。