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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM22663
作品No.
香道具6
画像No.
22663.0
作品名
菊の白露蒔絵香盆
年代
江戸
制作年
寛永10年(1633)
寸法
高4.2 縦28.5 横40.9
所蔵先
徳川美術館
画像データ
18.4MB
解説
咲き誇る菊の花をあらわした香盆で、菊の花には露に見立てた銀鋲を打ち、金銀の彫金で葦手文字を散らす。文字は、文治6年(1190)の女御入内屛風歌として藤原俊成が詠んだ「仙人の折る袖匂ふ菊の露 打払ふにも千代はへぬべし」(『新古今和歌集』賀歌)である。「袖」「払ふ」「菊の露」は着物と中啓(扇の一種)、露のついた菊の図柄で表現されている。
寛永10年(1633)に加賀前田家四代光高に嫁した三代将軍家光の養女・大姫の婚礼調度の一つで、国宝「初音の調度」(徳川美術館蔵)に先行する姉妹作である。
注釈
清泰院大姫(加賀前田家4代光高正室)所用