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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM22511
作品No.
会席1004
画像No.
22511.00
作品名
井戸四方鉢 姿
年代
朝鮮王朝時代(16-17世紀)
寸法
高11.7 口径22.1 高台径9.0
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.2MB
解説
器体全体に細かな貫入のある井戸脇風の釉がかかり、その釉が雨漏となった大振りの四方鉢である。雨漏とは、陶磁器を使用している間に気泡穴や割れ目から水分が染みこんで出来た、雨漏のような染みを指す。とりわけ高麗茶碗においては、こうした染みも景色として見どころとされた。
箱蓋表には「高麗小貫入手御鉢」とあり、茶人大名、松平不昧の名物収集に尽力した伏見屋甚右衛門(亀田宗振)が文化6年(1809)に「井戸手にては無之候 やはり高麗 千疋位」と鑑定したことが箱蓋裏の貼紙によって知られる。