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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM22483
作品No.
茶碗2077
画像No.
22484.00
 
 
作品名
安南染付蜻蛉文茶碗 銘 廿日月 高台
 
 
作家名
倚松軒帰誉箱書
 
 
年代
ベトナム 17世紀
制作年
17世紀
寸法
高6.5 口径10.8 高台径7.0
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.4MB
解説
【岡谷家寄贈】/16世紀末期から17世紀初頭頃に焼かれた、不明瞭な染付文様の安南焼を「絞手」と呼ぶ。日本の茶人達が、滲んだ染付の様子を絞り染めに見立てた。その多くは筒形の広い高台、口縁下の内外と腰下部・高台脇にめぐる回線が共通する。染付の質は決して高くないが、歪んだ器形も含めたその不完全性が、当時の美意識に適ったのだろう。本品のような蜻蛉の文様を描いた茶碗は、他に根津美術館・北村美術館・大徳寺孤篷庵所蔵の作品が知られ、「蜻蛉手」とも呼ぶ。