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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM1277
作品No.
菊折枝調度67
画像No.
1277.00
作品名
菊折枝蒔絵旅櫛箱
年代
江戸時代 19世紀
寸法
高21.1 縦28.6 横21.1
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.0MB
解説
携帯用の化粧道具セットである。旅先で必要な最小限の用具類が効率よく収納されており、箱は二重底にして、下段に硯・水滴・筆などを入れた引出を収めることが多い。旅行用の化粧道具には、鏡台の替わりに、携帯用に作られた折鏡立が備わっている。細い材で作られた枠が巧みに組み合わされ、畳んで箱の中に収納することができる。
本品は梨子地に葵紋と菊の折枝が表された「菊折枝蒔絵調度」の一つで、近衛家から尾張徳川家11代斉温に嫁いだ俊恭院福君の婚礼調度として使用された。
注釈
俊恭院福君(尾張家11代斉温継室)所用