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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM11669
作品No.
屏風27
画像No.
11669-0
作品名
古今著聞集図屏風 六曲一双のうち左隻
作家名
田中訥言
作家名欧文
Tanaka Totugen
生没年
1767‐1823
年代
江戸時代 文化10年(1813)
寸法
各 縦108.0 横290.0
指定
重要美術品
所蔵先
徳川美術館
画像データ
16.0MB
解説
鎌倉時代の説話集『古今著聞集』より11話の物語を取り上げて絵画化した屏風である。古典文学の絵画化は、江戸時代後期に登場した復古大和絵の画家たちの最も得意としたところであった。この屏風の作者である田中訥言(1767~1823)は、その代表的な画家で、平安・鎌倉時代の絵巻をはじめとする伝統的な大和絵に習熟していた。『古今著聞集』の絵画化は非常に例が少ないが、殿舎や調度、装束などに古典的絵巻の模写をこなした経験が生かされ、訥言が新画題に取り組んだ意欲作として代表作の一つに数えられる。