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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001237
作品No.
掛物147
画像No.
46866-1
作品名
猛虎震威図
作家名
熊斐
作家名欧文
yuhi
生没年
1712‐1772
年代
江戸時代
制作年
18世紀
材質・形状
絹本著色
寸法
縦200.9 横100.3
所蔵先
徳川美術館
画像データ
7.7MB
解説
熊斐(一六九三~一七七二)は、もともと長崎の唐通事(中国語の通訳)であり、本名を熊代甚左衛門と称した。享保十六年(一七三一)、中国清代の画家沈南蘋が長崎に来航すると、その写実的で濃厚な色感の花鳥画にひかれて師事し、南蘋派を代表する画家となった。本作品には、尾張藩御用絵師今村随学(?~一七九三)の書状の写しが付属し、宝暦三~四年(一七五三~四)にかけて、尾張徳川家八代宗勝が、長崎奉行と随学を通じ熊斐に花鳥の屏風や掛軸を注文した経緯が記されている。熊斐作品は尾張徳川家の蔵帳に複数記載されており、本作品が宝暦年間の注文作品そのものとは断定できないが、堂々たる作風や長さ二メートルという大きさは大大名家であった尾張徳川家の注文作品にふさわしい。
注釈
全図