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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001216
作品No.
掛物1044
画像No.
46129-0
 
 
作品名
一山一寧墨蹟「応無所住」
 
 
作家名
一山一寧
 
 
年代
鎌倉時代
制作年
14世紀
材質・形状
紙本墨書
寸法
縦104.8 横34.8
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
11.3MB
解説
「応無所住」と大きく四字が、闊達な筆づかいで書かれている。一山一寧(いっさんいちねい 一二四七~一三一七)は、正安元年(一二九九)に来朝した中国僧で、建仁寺や南禅寺の住持を歴任し、日本に中国風の禅を広める役割を果たした。とりわけ詩文など文芸の面で大きな影響を与えた。
 本品は『金剛般若経』の一節「応無所住而生其心」の前半四字で、禅宗六祖のえのう慧能がこの句によって感悟を得たことから「六祖偈」とも呼ばれる。落款のないことや類品の形式から、本来二幅一対で八字を表したうちの一幅だけが伝わったと見られる。家康の遺品として初代義直へ伝わった。