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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001185
作品No.
聖像祭器90
画像No.
43595-1
作品名
金聖像(牡丹蒔絵祀堂形厨子入)
年代
江戸時代
制作年
17世紀
所蔵先
徳川美術館
画像データ
15.1MB
解説
名古屋城二之丸の庭園内に建てられた聖堂に祀られていた儒教の聖人五人の像である。外見の模様や寸法などからは同一具と見られるが、材質が大きく異なっている。すなわち帝尭像は純金製で徳川家康より譲られたと、道具帳に記載されており、大久保長安より没収した道具との書付が添っている。他の四像は青銅製で、金鍍金が厚く施されている。金色の輝きは、純金製の帝尭像と区別がつかない程である。これらの像は義直が帝尭像に倣って同一具となるように製作させたと考えられる。
寛永六年(一六二九)、林羅山は名古屋城を訪れた際に聖堂を礼拝して、蒔絵塗小厨子に安置された「金像ノ尭舜禹周公孔子」を拝したと記録しており、本聖像がこれに当たると考えられる。なお、青銅金鍍金製の神農具も一緒に伝来している。
近世儒教興隆期の最初期の聖像として貴重であり、儒教図像の確立に義直の果たした役割は大きい。