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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001174
作品No.
初音調度26
画像No.
17953-1
作品名
初音蒔絵机
年代
寛永16年
制作年
1639年
寸法
高26.2 幅93.8 奥行38.0
指定
国宝
所蔵先
徳川美術館
画像データ
9.4MB
解説
初音の調度の名は、『源氏物語』の「初音」の帖「年月を松にひかれてふる人に今日鴬の初音きかせよ」の歌意を全体の意匠とし、その歌の文字を葦手書きに散らしているところに由来している。この初音の調度は、寛永十六年(一六三九)九月二十二日、三代将軍家光の娘千代姫が、尾張徳川家二代光友に婚嫁する際持参した調度で、室町時代以来の蒔絵師である幸阿弥家十代の長重が製作に当った。机は読み書きに用い、天板の左右両端に筆返しが付く。初音の意匠で二基、胡蝶の意匠で一基、合計三基が現存するが、本品は引き出し付の構造である。
注釈
霊仙院千代姫(尾張家2代光友夫人)所用