DNPアートコミュニケーションズ
DNPアートコミュニケーションズ
|
ご利用ガイド
|
利用規約
|
料金表
|
マイページ
お問い合わせ
English
ご利用ガイド
利用規約
料金表
マイページ
お問い合わせ
画像提供元
作家/制作者
所蔵先
作品名/資料名
検索する
クリア
閉じる
作品詳細
クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
戻る
印刷する
コレクションNo.
TAM001145
作品No.
巻物1002
画像No.
15323-1
作品名
筑後切 拾遺和歌集 残巻
作家名
伏見天皇/宸筆
作家名欧文
Emperor Fushimi
年代
鎌倉時代
制作年
13-14世紀
材質・形状
彩牋墨書
寸法
縦28.1 全長106.9
所蔵先
徳川美術館
画像データ
7.3MB
解説
伏見天皇(一二六五-一三一七)の染筆になる『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』の三代集の断簡は「筑後切」として名高く、大阪・誉田八幡宮に所蔵されている筑後切本『後撰和歌集』巻第二十には、永仁二年(一二九四)十一月五日に書き終えた旨の奥書がある。三代集全六十巻を書写するにあたっては相当の日数を要したであろうが、ほぼこれと相前後する期間に染筆されたと考えられる。大ぶりな仮名書きで、流麗優美な書風、時には草仮名をまじえながらのびやかで変転自在な筆致により染筆されている。本巻もこの「筑後切」の残巻とみなされ、巻十六・雑春の「みやまきの」から「はるかせは」までの十首を収めている。「筑後切」は流麗優美な書風のものが著名であるが、本巻は「広沢切」により近いのびやかな筆致をみせている。「御手もいとめでたく、昔の行成大納言にもまさり給へるなど時の人申しけり。やさしうも強うも書かせおはしましけるとかや」と『増鏡』に評された伏見天皇の書風の幅の広さがよく示されている。