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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001135
作品No.
天目台2
画像No.
29899-1
作品名
黒漆天目台(尼ケ崎台)
年代
中国・明時代
制作年
14-15世紀
寸法
高6.4 最大径15.8 高台径7.6
所蔵先
徳川美術館
画像データ
11.5MB
解説
黒漆塗の天目台で、口縁・羽根縁・畳付縁には砂張の覆輪が付けられている。尼崎の名称は、むかし摂津の尼崎の港に着いた船から購入したためと伝えられ、桃山時代の茶人たちに大いに珍重された。高台の内側にムカデの模様のような朱漆書があるので、別名「蜈蚣(むかで)の台」あるいは「印台」とも呼ばれた。もとは数物として制作されたらしく、この他に徳川美術館には、徳川家康の遺産「駿府御分物」の尼ケ崎台も伝来している。この台は、武野紹鴎の孫・新右衛門仲定が「大名物 白天目」と共に尾張徳川家初代義直に献上した台である。