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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001125
作品No.
巻物99-23
画像No.
47728-0
作品名
織田信長判物 一雲軒・花井右衛門尉兵衛宛 天文廿四 二月五日
作家名
織田信長
作家名欧文
Oda Nobunaga
年代
天文24年
制作年
1555年
寸法
縦12.4 長83.6
所蔵先
徳川美術館
画像データ
7.0MB
解説
天文21年(1552)3月、織田信長の父・信秀が亡くなると、織田家に同心していた尾張国内の領主は動揺し、離反の動きを見せるようになる。尾張国鳴海城主の山口教継もその一人で、天文24年頃に織田家と敵対する今川義元に内通した事が判明した。信長は離反の拡大を防ぐためにも、山口に同心した星崎根上の者の所領を没収して対抗した。この領地没収の糾明を一雲軒・花井右衛門尉兵衛に命じたのが本状である。ただし、書状中の「花井右衛門尉兵衛」は別筆の可能性がある。
星崎根上之内
今度鳴海江
同心之もの共
跡職悉為欠所
上者、堅可遂
糾明者也、仍如件
天文廿四 上総介
二月五日 信長(花押)
一雲軒
花井右衛門尉兵衛殿