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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001100
作品No.
屏風16
画像No.
11288-0
作品名
詩歌屏風(詩歌貼込屏風)
作品名欧文
松花堂昭乗筆
作家名
松花堂昭乗
作家名欧文
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生没年
1582‐1639
年代
江戸時代
制作年
17世紀
材質・形状
紙本墨書
寸法
各扇縦109.2 横41.4~53.2
所蔵先
徳川美術館
画像データ
14.0MB
解説
松花堂は男山八幡の社僧で大師流を学んだ。「寛永の三筆」として並び称された光悦や信尹に比べて桃山的な自由・豪放さには乏しいが、大師流・青蓮院流を基盤とした伝統的な古法中から脱却して、晩年には彼独自の瀟洒な、例えば伝道風筆の「八幡切」にみるような書風を完成し、一家をなしたとは充分に認められてよい。この屏風は片隻に詩六篇を書き、他の片隻には彼の好んだ俊成はじめ20首の『新古今集』の春・夏・秋・冬・恋の歌が青蓮院流・大師流の書風で書かれている。尾張徳川家の江戸時代の道具帳に「御本丸屏風」として記載される屏風のうちの一つで、十八世紀前半期の人物である織田平次郎長居(生歿年未詳)より献上との記載がある。
注釈
1/2(1~3扇)