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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM001065
作品No.
巻物1011
画像No.
43553-1
 
 
作品名
源氏物語抜書
 
 
作家名
霊仙院千代姫
作家名欧文
Reisennin Chiyo hime
 
 
年代
江戸時代
制作年
17世紀
材質・形状
紙本墨書
寸法
縦29.3 横627.8
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
5.5MB
解説
『源氏物語』の「葵」「花宴」「明石」の中から、適宜文章を選び出し、散らし書きにした調度手本である。江戸時代中期の尾張藩士・近松茂矩の著した『昔咄』は、千代姫は、書を夫の光友が書いた手本に学んで能書であったと伝えている。千代姫のいとこにあたる後西天皇の書風もよく似ており、筆蹟鑑定を行う古筆見でも、光友・千代姫・後西天皇三者の区別がつけ難かったという。「筆は心を移(写)す」といい、書風から窺える千代姫の性格は「尊大」であると評している。