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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000959
作品No.
掛物66
画像No.
44776-3
作品名
遠浦帰帆図
作家名
玉澗
分類
重要文化財・名物
年代
南宋時代
制作年
13世紀
材質・形状
紙本墨画
寸法
縦30.6 横77.0
指定
重要文化財・名物
所蔵先
徳川美術館
画像データ
17.2MB
解説
【室町将軍家・今川義元・北条氏綱・豊臣秀吉・徳川家康所用】日本に伝えられた瀟湘八景図の中でも特に優れた作品の一つ。中国湖南省、洞庭湖に注ぐ瀟水・湘水の二川が合流する地域は、風光明媚で四季朝夕の変化に富み、山市晴嵐・遠浦帰帆・洞庭秋月・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・漁村夕照・平沙落雁・江天暮雪の八景が選ばれ、画人の好んで描くところとなった。本作品に落款はないが若芬玉澗筆とされ、各図に自作の七言絶句が付され、「三教弟子」印が捺される。「三教弟子」は玉澗の印と考えられてきたが、近年の研究により、宋末元初の書家・鮮于樞の所用印であったことが明らかにされた。もと画巻であったと見られるが、後花園天皇の足利六代将軍義教邸行幸の際には既に掛幅装であった。
室町将軍家以降は、連歌師宗長-太原雪斎-今川義元-北条氏綱-豊臣秀吉の手を経て、徳川家康の所蔵となり、「駿府御分物」として家康から尾張徳川家初代義直へと譲られた。『玩貨名物記』所載。
無辺刹境入毫端
帆落秋江隠暮嵐
残照未収漁火動
老翁閑自説江南
遠浦帆帰
「三教弟子」(朱文方印)