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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000952
作品No.
屏風25-4
画像No.
11621-0
作品名
関ヶ原合戦図屏風 第四隻
作家名
田安家伝来
年代
江戸時代
制作年
19世紀
材質・形状
絹本著色
寸法
各縦72.4 横110.8
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.4MB
解説
天下分け目といわれた慶長五年(1600)9月15日の関ヶ原合戦が、四隻にわたって描かれている。第一面には、「厭離穢土 欣求浄土」の旗を立てた家康の本陣およびその軍勢が、下部には南宮山に布陣する西軍の毛利・安国寺勢などが描かれている。第二面には西軍の大谷吉継勢を取り囲むように攻撃する東軍の藤堂・有馬勢の戦闘が描かれている。第三面には相川を渡った東軍の細川・金森勢の奮戦の様子が、第四面には天満山の西軍石田三成・島津義弘の本陣と東軍の井伊直政・織田有楽勢などの合戦が描かれている。第一面と第二面、第三面と第四面が連続して、それぞれが一双形式となっており、第一面と第二面の一双は、徳川家康本陣の威容が主題であり、その他に松尾山の小早川勢、南宮山の毛利勢が描かれる。第三面と第四面の一双は、西軍の陣所を攻撃する東軍諸将を描く仲で黒田長政勢の活躍が強調されている。
注釈
二曲二双