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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000929
作品No.
神仏体29-1
画像No.
48097-0
作品名
火焔宝珠嵌装蓮弁蒔絵舎利厨子 扉開背面
年代
室町時代
制作年
15世紀
寸法
総高14.1 横11.2 縦7.5
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.3MB
解説
現在は釈迦如来像が安置されているが、もとは観音菩薩像であったと推定されている。厨子は箱形で、表面全体を梨子地に金銀蒔絵で蓮弁が散らされている。内部には舎利を入れる工夫をした中板があり、海上山岳図が描かれる。中板の裏面は火炎三面宝珠を囲んで十大弟子が描かれる。前後の観音開きの扉には、愛染明王像・不動明王二童子像・地蔵菩薩像・弥勒菩薩像が描かれている。弥勒・釈迦・舎利・観音信仰などが融合した南都の信仰の所産であろう。