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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000913
作品No.
刀剣32
画像No.
5978-0
 
 
作品名
太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光 茎部分・表
 
 
作家名
長光
 
 
年代
鎌倉時代
制作年
13世紀
寸法
身長71.8 反2.1 茎長17.3
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
11.4MB
解説
【織田信長・明智光秀・前田利長・徳川綱吉所持】/織田信長の愛刀で、天正10年(1582)6月の本能寺の変後、明智光秀が安土城より奪い、家老の津田遠江重久に与えたといわれる太刀。『享保名物帳』によると、津田が後に仕えた加賀前田家二代利長へ贈られ、加賀前田家三代利常から五代将軍綱吉へ献上されて、徳川将軍家の所有となったとある。後に尾張徳川家4代吉通が6代将軍家宣より拝領した。刀工の長光は備前国長船派の祖・光忠の子で、技量は父に迫るといわれている。
(作風)鎬造り・庵棟、少し磨上げ、腰反り、猪首切先。鍛えは小板目つんで強く、淡い乱れ映りがある。刃文は丁字乱れ蛙子交じり、中程より上は大房の丁字乱れ華やかで、匂い深く匂い足入り刃中の働きは見事である。鋩子は浅く乱込み尖り心に返る。茎は二寸五分くらい磨上げ、先栗尻、鑢目筋違い、棟小肉、目釘孔4つ、うち1つ埋め。銘は佩表の鎬地に「長光」と鮮明に切りつける。
(伝来)織田信長-明智光秀-津田遠江守重久-加賀前田家2代利長-加賀前田家3代利常-5代将軍綱吉-6代将軍家宣-尾張徳川家4代吉通-尾張徳川家