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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000907
作品No.
刀剣50
画像No.
6026-0
 
 
作品名
短刀 無銘 吉光 名物 無銘藤四郎 全身・裏
 
 
作家名
粟田口吉光(伝)
作家名欧文
Awataguchi Yoshimitsu
 
 
年代
鎌倉時代
制作年
13世紀
寸法
身長26.4 茎長11.8
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
19.0MB
解説
【徳川家康・徳川義直所持】/元和9年(1623)、2代将軍徳川秀忠よる尾張徳川家江戸屋敷への御成時に、尾張徳川家初代義直が拝領した短刀。則国の子と伝えられる粟田口吉光は藤四郎と称し、室町時代から正宗とともに愛され、殊に江戸時代には正宗・郷義弘と並んで天下三作の一人にあげられている。現存する短刀も多く、徳川美術館にもこの他、名物後藤藤四郎を初め、名物庖丁藤四郎など数点所蔵されている。この短刀は重ねが厚く、地刃ともに健全で些かのゆるみもない名品である。
(作風)平造り、真の棟、内反り心に重ねが厚い。鍛えは小板目よくつみ地沸つく。刃文は直刃、表裏とも小乱れ交る。フクラの辺に小乱れ交り、沸崩れがある。総じて小沸つき匂いが深い。鋩子は小丸掃け火焔心になる。茎は生ぶ、先栗尻、鑢目右手下がり。目釘孔2つ。
注釈
「松」右下に印章: 「梅」左下に印章