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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000897
作品No.
刀剣68
画像No.
6049-0
 
 
作品名
短刀 無銘 志津 名物 戸川志津 全身・表
 
 
作家名
志津三郎兼氏(伝)
 
 
年代
南北朝
制作年
14世紀
寸法
身長27.0 茎長9.7
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
16.4MB
解説
【戸川達安・前田利常・徳川秀忠・徳川頼宣・徳川義直所持】/正宗十哲の一人である兼氏は、大和手掻の出身で、のちに美濃国志津に住したため、志津三郎兼氏と呼ばれた。『享保名物帳』によると、備中国庭瀬の領主・戸川肥後守達安が所持し、加賀前田家3代利常・2代将軍徳川秀忠・紀伊徳川家初代頼宣の手を経て、徳川将軍家に戻り、尾張徳川家へと伝来したとある。尾張徳川家の『御腰物請取 払方帳』には、寛永10年(1633)3月26日に、尾張徳川家初代義直が3代将軍家光より拝領したと記録されている。
(作風)平造り・真の棟、身幅は狭い。鍛えは小板目つんで地沸がつき、棟寄りに柾交じる。刃文はもとのほう小乱れに玉を焼き、飛焼きあり、先のほうは大きく乱れ沸え匂い深く見所が多い。鋩子は大きく乱れ込み沸ついて火焔心になる。茎生ぶ、先栗尻、鑢目右手下がり、棟平、目釘孔2つ。
(伝来)戸川達安-加賀前田家3代利常-2代将軍徳川秀忠-紀伊徳川家初代頼宣-(徳川将軍家)-3代将軍徳川家光-尾張徳川家初代義直-尾張徳川家