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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000880
作品No.
未表具文書58-401
画像No.
47785-0
作品名
幕府老中連署奉書 竹腰山城守(正信)・成瀬隼人正(正虎)宛
作家名
土井利勝・酒井忠勝・稲葉正勝・松平信綱/筆
年代
寛永10年
制作年
1633年
材質・形状
紙本墨書
寸法
縦19.6 横105.5
所蔵先
徳川美術館
画像データ
2.6MB
解説
寛永11年(1634)に三代将軍家光が上洛するにあたり、宿館となる名古屋城本丸御殿を無用に改造しないよう、幕府の老中が連署して尾張徳川家付家老の成瀬・竹腰氏に出した指示書。しかし、義直はこの意向を無視して、尾張徳川家の威信にかけて本丸御殿を改修し、昭和20年まで残っていた絢爛豪華な御成書院(上洛殿)・御湯殿書院などの新築を強行した。義直の家光に対する反発心が、意向無視の背景にあると考えられる。
以上
来年就
御上洛那古屋并宮
御殿あたらしく作事
なと被有之候儀、無用
之由被 仰出候之間
其御心得尤候、恐々
謹言
松平伊豆守
五月四日 信綱(花押)
稲葉丹後守
正勝(花押)
酒井隠岐守
忠勝(花押)
土井大炊頭
利勝(花押)
竹腰山城守殿
成瀬隼人正殿