画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TAM000879
作品No.
刀剣67
画像No.
44302-0
 
 
作品名
短刀 無銘 貞宗 名物 上野貞宗 裏
 
 
作家名
貞宗作(伝)
 
 
年代
鎌倉-南北朝時代
制作年
14世紀
寸法
身長28.8 茎長10.0
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
3.3MB
解説
【本多正純・徳川家光・徳川義直所持】/『享保名物帳』によると、本作は、本多正純(1565~1637)が改易された際、「闕所道具」として徳川将軍家に入り、寛永15年(1638)2月、尾張徳川家2代光友が3代将軍家光の長女・千代姫と婚約した際、光友の父である尾張徳川家初代義直が家光から拝領したとある。号は本多正純の官職名「上野介」に因む。本作は奈良屋貞宗と同様穏やかな出来である。
(作風)平造り、真の棟、身幅やや広目、表に素剣、裏に護摩箸を彫ると共に、元に鍬形の彫りがある。鍛えは板目に小杢交じり、地沸ついて砂流しがかり掃ける。鋩子は表浅く乱れ込み先丸く沸ついて返る。裏は同じように乱れ込み先掃けて返る。茎生ぶ、わずかにまち送り刃棟すられる。先栗尻、鑢目右手下がり、棟平、目釘孔3つ、うち1つは銀埋め。
(伝来)本多正純-2代将軍徳川秀忠-3代将軍徳川家光-尾張徳川家初代義直-尾張徳川家