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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000829
作品No.
石摺法帖1018
画像No.
42884-0
 
 
作品名
徳川義直手習手本
 
 
作家名
本阿弥光悦、松花堂昭乗(伝)
 
 
年代
江戸時代
制作年
17世紀
材質・形状
紙本彩牋墨書
寸法
各縦26.5-28.2 横11.2-11.8
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
6.4MB
解説
【徳川義直(尾張家初代)所用】/この手習帳は本阿弥光悦が五帖を書き、松花堂昭乗が二帖に筆をとっている。光悦、昭乗は近衛信尹と並んで「寛永の三筆」と呼ばれているが、近衛信尹が光悦に当代の能筆は誰々かとたずねた時、光悦は「まず第二は信尹公、それに松花堂でしょうか」と答えたという挿話がある。この手習帳は、尾張徳川家初代義直の為に用意したと伝えられ、光悦筆の五帖は書状の慣用語をそれぞれに楷書・行書・草書と書体を変えて手本帳の体裁を整えている。昭乗筆の二帖は漢詩・和歌を散らし書きを交え染筆している。一見すると、色紙に書かれた巻物の零本かとも思われるが、やはり当初から折本として作られた手本で、七帖とも朱の地に銀箔を粗く撒いた料紙である。