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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000805
作品No.
巻物12-1
画像No.
12941-0
 
 
作品名
天皇摂関御影 甲巻 崇徳天皇像 2/14
 
 
年代
鎌倉時代
制作年
14世紀
材質・形状
紙本著色
寸法
縦33.0 横541.0
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.8MB
解説
鎌倉時代には、藤原隆信に始まり、信実・為継、・伊信・為信・豪信とつづく似絵画家で、天皇や公家などの肖像を専門に描く画系があった。本巻の筆者は信実と伝えられているが、筆者は一人ではなく幾人かの手になったもので、製作年代も鎌倉時代末期頃と考えられる。細線重ねがきによる伝統的な大和絵の手法を示し、似絵の名品の一つに数えられる。もとは一巻の巻物であったが、近年保存のため甲乙二巻に改装されている。
 上巻には、鳥羽天皇(74代)・崇徳天皇(75代)・後白河天皇(77代)・二条天皇(78代)・高倉天皇(80代)・後鳥羽天皇(82代)・土御門天皇(83代)・順徳天皇(84代)・後高倉院(後堀河天皇父・守貞親王)・後堀河天皇(86代)・四条天皇(87代)・後嵯峨天皇(88代)・後深草天皇(89代)・亀山天皇(90代)の13人の天皇と1名の太上天皇、下巻には、後宇多天皇(91代)・伏見天皇(92代)・後伏見天皇(93代)の3人の天皇と、仁和寺宮門跡と推定される9人の法体(法親王)像、藤原忠通・近衛基実・藤原基房・藤原基通・藤原師家・九条兼実・九条良経・近衛家実・九条道家・九条教実・近衛兼経の摂政・関白や大臣を歴任した貴族11人の肖像を収めている。