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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000708
作品No.
刀剣63
画像No.
6044-0
作品名
短刀 無銘 貞宗 名物 奈良屋貞宗(全身・裏・モノクロ)
作家名
貞宗作(伝)
年代
鎌倉~南北朝時代
制作年
14世紀
寸法
身長29.4 茎長10.0 反0.3
指定
名物
所蔵先
徳川美術館
画像データ
0.7MB
解説
【羽柴秀保・豊臣秀吉・徳川秀忠所用】/貞宗は彦四郎と称し、正宗の子とか養子と伝えられる。貞宗と極められた刀剣の多くは、姿が概して大振りであることを除けば、正宗と共通する作風を持っている。「享保名物牒」によれば、堺の奈良屋宗悦~羽柴秀保~豊臣秀吉~秀頼と伝来し、元和9年2月13日の
2代将軍秀忠徳川秀忠による尾張徳川家江戸屋敷への御成時に尾張徳川家初代義直が拝領した。
(作風)平造り・真の棟・先反り心、表に素剣に梵字、裏に護摩箸の彫りがある。鍛えは小板目つんで地沸えつき見事である。刃文はのたれに小乱れ交じり、刃縁沸えて砂流しがかり総体に強い。鋩子は浅くのたれ込み深く返る。茎は生ぶ。先剣形、棟平、鑢目右手下がり、目釘孔2つ。銘は無い。