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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000705
作品No.
刀剣58
画像No.
6053-0
 
 
作品名
短刀 無銘 正宗 名物 若江十河正宗(全身・モノクロ)
 
 
作家名
正宗(伝)/作、初代越前康継/再刃
 
 
年代
鎌倉時代
制作年
14世紀
寸法
身長25.7 茎長10.0
指定
名物
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
2.1MB
解説
【豊臣秀頼・徳川家康所用】/「享保名物牒」焼失の部に「河内国若江と申所より出る。十河十左衛門殿所持」と名称の由来を記している。「豊臣家御腰物帳」によれば、秀吉以来大坂城に蔵せられていたことが知られる。本作は大坂落城のとき焼けたのを、初代越前康継が再刃して家康の所持となり、「駿府御分物」として尾張徳川家に伝来した。短刀である。相州伝の創始者として鎌倉鍛冶を代表する正宗は、新藤五国光の作風を学び、さらに備前あるいは古伯耆に範をとり、沸できの妙を見事に開花させた名工である。(作風)平造り、真の棟。鍛えは板目つみ地沸えつく。刃文は乱れ、むら沸えつき砂流かかり掃ける。鋩子は乱れ込み丸く一文字返り。裏は乱込み尖り心に返る。茎は生ぶ。先剣形。鑢目は切り。目釘孔2つ。銘は無い。