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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000692
作品No.
神仏画19
画像No.
23078-1
 
 
作品名
阿弥陀八大菩薩像
 
 
年代
朝鮮・高麗時代
制作年
14世紀
材質・形状
絹本著色
寸法
縦143.9 横87.0
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.8MB
解説
中尊の阿弥陀如来の印相は、日本の阿弥陀如来とは両手の上げ下げが反対で、右手は垂下して与願印をあらわし左手は第一指と第三指を捻じ、第四指を折り、他の指はのばして胸前に挙げる。この印相は、唐本と呼ばれた請来仏画に多くみられる。彫刻ではあるが、唐本画像を手本として、仏師快慶作の播磨浄土寺阿弥陀三尊像が、この印相の代表作である。中尊の金泥丸文を置いた朱色の衣や観音の薄物の下が透けて見えるベール、ピンクがかった一種独特な肉身の肌色は高麗仏画の特徴である。画面左下隅には涌雲が描かれているので、単なる立像ではなく、阿弥陀諸尊来迎図とも解される。