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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000685
作品No.
衣服54-0
画像No.
48032-0
作品名
白地葵紋紫腰替り辻ケ花染小袖 表面(左前)
年代
桃山時代
制作年
16世紀
材質・形状
白・紫練貫地
寸法
丈138.0 裄57.0
指定
重要文化財
所蔵先
徳川美術館
画像データ
12.8MB
解説
【徳川家康着用・佐枝種長拝領】/葵紋が前の両胸に二つ、両裾に二つ、背面には背と両袖に三つ、膝裏裾に一つの合計八つ付けられている。裾の部分にまで紋をつけるのは例が無い。紋の配置、腰替りの配色も、辻ヶ花染小袖の中では、古様を示すと考えられている。慶長4年(1599)3月、徳川家康は八男で当時五歳であった仙千代を、家臣の平岩親吉の養子とした。家康は着用のこの綿入小袖を仙千代の乳母の子で乳兄弟にあたる佐枝種長に与えた。この小袖は佐枝家に伝わり、後に稲垣家に入り、稲垣家より当館に寄贈された。損傷が著しかったため、平成2年に修理を行った。