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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000628
作品No.
楽器24
画像No.
30890-0
作品名
雲龍文螺鈿琵琶(斜面・撥付き)
年代
琉球時代
制作年
17世紀
材質・形状
螺鈿
寸法
全長86.0cm 幅32.3cm
所蔵先
徳川美術館
画像データ
11.1MB
解説
琵琶は古代ペルシャのバルバット(四弦)が起源といわれ、日本には7-8世紀頃に渡来した。のちに雅楽琵琶の系統のほか、盲僧琵琶、平家琵琶などがつくられた。この琵琶は、総体を黒漆地とし、腹部撥面上には四爪龍および宝珠・瑞雲が、撥面下には流水・立波文、背面上部には六弁花亀甲文繋、同下部には大胆な唐花唐草文が、そして側面には、巻物、団扇、丁子などの吉祥文が螺鈿によってあらわされている。螺鈿の琵琶としては、正倉院宝物が著名であるが、それ以外では遺品は極めて珍しい。また撥面には極印手の淀屋革と称される金唐革が貼られているが、近年の研究により、渡物を写した和製金唐革であることが判明した。