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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000626
作品No.
旧蓬左絵図605
画像No.
29931-2
 
 
作品名
小金原鹿狩図 掛物 (御網狩之図)
 
 
年代
江戸時代
制作年
江戸時代
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
15.3MB
解説
下総国小金ヶ原(現・千葉県松戸市)で行った鹿狩の様子が上下2図に描かれている。上の図は将軍の御立場付近での狩猟の様子、下の図は小金腹方面へ移動する将軍の行列を描くが、時代は特定出来ない。この鹿狩を描いた作品は数多くあることから、本図は模写本と考えられる。従来の狩野派の手法と異なり、空間の描き方や構図の取り方に、西洋画の陰影法や遠近法の影響がうかがえ興味深い。鹿狩とは、多くの勢子を動員して野生の猪や鹿を追い込み、槍や鉄炮を用いて仕留める狩のことである。農作物に害をえる獣の駆逐や将軍の遊猟が主たる目的であったが、幕府の権威を高め、幕臣達の士気を昂揚させることもねらいに含まれていた。