作品詳細

コレクションNo.

TAM000617

作品No.

衣服2154

画像No.

45976-1

 

 

作品名

黄金色地葵紋波兎文辻ケ花染羽織（復元）（背面）

 

 

年代

平成17年

制作年

2005年

材質・形状

黄練貫地

寸法

丈105.5　裄61.5

 

 

所蔵先

徳川美術館

画像データ

15.5MB

解説

「辻ヶ花染衣服残缺帖」に貼り込まれた断片を分析して復元した徳川家康の羽織である。平成16年に小袖の復元に着手、その過程で塵芥状の暗褐色の裂地の科学的分析を行ったところ、地染めはクチナシと鉄の媒染を用い、現状の暗褐色ではなく、黄金色地であるとの結果を得た。この分析結果に基づいて、羽織の復元は進められ、平成17年の春に完成した。光沢豊かな練貫の絹地に再現して染めてみると、黄金色に輝く辻ヶ花染の羽織が復元できた。仕立ての寸法は、現存する羽織の中入真綿および他の作例から推定した。