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作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000566
作品No.
香木1143/香木1156/香木90/香木1181
画像No.
32699-1
 
 
作品名
香木 伽羅 銘 白菊/初音/柴船/蘭
 
 
作家名
蜂谷勝次郎豊光(志野流11世)
 
 
材質・形状
伽羅
寸法
重13.9グラム/重14.6グラム/重42.0グラム/重10.8グラム
指定
一木四銘香
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
7.1MB
解説
一木四銘とは、一つの香木に四つの銘が付けられたことを言う。最上級の伽羅で、「白菊」は後水尾天皇の勅銘であるため、別格として「一木三銘」とする場合もある。「柴船」「蘭(藤袴)」「初音」の銘は、伊達政宗・細川三斎・小堀遠州が名付けたとされるが、誰がどの銘を付けたかは不明。また勅銘を「蘭(藤袴)」とする説もある。空華庵の「香会余談」では「柴船」が伊達政宗、「初音」が細川三斎、「白菊」が小堀遠州所持としている。「初音」は「聞くたびに めづらしければ 郭公 いつも初音の 心地こそすれ」、「白菊」は「たぐひありと 誰かは言はん 未匂ふ 秋よりのちの 白菊の花」、「柴舟」は「世の中の うきを見につむ 柴舟や たかぬさきより こがれゆくらん」の和歌に由来する。