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作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000464
作品No.
初音調度2他
画像No.
18263-4
 
 
作品名
初音蒔絵調度
 
 
年代
寛永16年
制作年
1639年
寸法
指定
国宝
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
12.8MB
解説
【霊仙院千代姫(尾張家2代光友夫人)所用】/初音の調度の名は、『源氏物語』の「初音」の帖「年月を 松にひかれて ふる人に 今日鴬の 初音きかせよ」の歌意を全体の意匠とし、その歌の文字を葦手書きに散らしているところに由来している。この初音の調度は、寛永16年(1639)9月22日、三代将軍家光の娘千代姫が、尾張徳川家二代光友に婚嫁する際持参した調度で、室町時代以来の蒔絵師である幸阿弥家十代の長重が製作に当った。この婚礼調度は、貝桶を筆頭に、厨子棚・黒棚・書棚の三棚と、それに附属する文箱・短冊箱・角赤手箱をはじめ、鏡台・眉作箱の化粧道具、碁盤・双六盤の遊戯具、香盆や旅香具箱の香道具などからなっている。初音蒔絵が47点・胡蝶蒔絵が10点をはじめ、各種意匠の蒔絵調度や長刀・刀剣・染織品十余点が残り、一括して国宝に指定されている。当初はさらに莫大な嫁入り道具が準備されたとみられる。
注釈
(厨子棚・黒棚・書棚・貝桶・文台・硯箱・耳盥・輪台・鏡台・寄り掛り・四季花鳥図屏風)