画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TAM000461
作品No.
調度1164
画像No.
986-1
 
 
作品名
牡丹唐草蒔絵乗物
 
 
年代
江戸時代
制作年
19世紀
寸法
高105.4 縦109.4 横92.7 棒長465.7
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
12.7MB
解説
【維学心院維君(尾張家9代宗睦夫人)所用・貞徳院矩姫(尾張家14代慶勝)所用】/大名の夫人が使用する駕籠は「女乗物」と呼ばれて、豪華な蒔絵で装飾されている。駕籠には、公卿・門跡・大名・高級武士、あるいは医者・儒者・僧侶など身分や階級により仕様や形態などに厳密な区別がある。女乗物はその中でももっとも華やかである。この乗物は、総体黒漆塗、薄肉高蒔絵で牡丹の唐草が描かれて、葵紋が散らされている。天井や壁の内部にも極彩色で松竹梅・鶴亀・長春などが描かれている。尾張徳川家九代宗睦の娘で、文化5年(1808)に近衛基前夫人となった維学心院維君の婚礼調度の一部である。後、尾張徳川家に返却されて十四代慶勝の夫人矩姫にも再利用された。