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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000394
作品No.
屏風9-2
画像No.
10637-0
 
 
作品名
長久手合戦図屏風(5-6扇)
 
 
年代
江戸時代
制作年
18世紀
材質・形状
紙本著色
寸法
縦158.2 横366.2
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
15.4MB
解説
長久手合戦は、徳川家康・織田信雄連合勢が、羽柴(後の豊臣)秀吉配下の武将を破った合戦。織田信長歿後の主導権をめぐって信長の二男信雄と秀吉が対立したことから、家康は信雄に味方し、天正12年(1584)3月から1年近くにわたり、尾張・伊勢を中心に合戦が繰り広げられた。中でも4月9日に現在の愛知県長久手町付近で行われた長久手合戦は、秀吉方に打撃を与えた合戦として有名。画面中央上部に、山影から現れた家康の金扇の馬標を描き、左寄りの場所では鉄砲で眉間を射抜かれる森長可、下部には討ち取られる池田恒興・元助父子の姿が見られる。この合戦は、井伊直政(1561~1602)が武田家の旧臣を付属され、赤備えとして初めて臨んだ合戦で、森長可を討ち取るなど大いに武功を挙げ、井伊の名を世に知らしめた。直政の姿は、中央の山上と下部の組討ちをする姿の二ケ所に描かれている。