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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000208
作品No.
太刀拵25/太刀掛・刀掛11
画像No.
3981-0
作品名
葵紋散黄金造毛抜形太刀拵/葵紋蒔絵刀掛
年代
江戸時代
制作年
18世紀/刀掛19世紀
寸法
刀掛 高33.0 幅49.0 奥行18.6
所蔵先
徳川美術館
画像データ
10.5MB
解説
【徳川将軍家伝来】/「太刀 銘国綱」(重要文化財)の拵である。鐔元で大きな反りをみせ、華麗な全体の姿から優美さの漂うこの太刀拵は、八代将軍徳川吉宗・十代将軍家治・十一代将軍家斉が佩用し、以後も歴代の将軍に用いられた由緒を持つ。覆輪の懸かった柄部、独特の透かしの葵鐔、帯取りの金具など、金具類すべてに金無垢が用いられた黄金造りの豪華な太刀拵である。鞘は、沃懸地技法で純金の板のように仕上げ、その上に唐草文と葵紋を高蒔絵で施してある。葵紋には切金技法が併用されている。各所の金具は、魚々子地に葵紋を散らした浮き彫りである。柄の表裏には、魚々子地に唐草文を彫り出し、葵紋の目貫金具三つが据えられている。中央の葵紋の左右には毛抜きに似た文様が浮き彫りに施されている。この飾り金具の文様から拵の形式を毛抜形太刀拵と言う。昭和19年(1944)に徳川宗家(将軍家)より購入。