画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
TAM000186
作品No.
屏風2043-1
画像No.
46545-0
 
 
作品名
百花百草図屏風_右隻(3-4扇)
 
 
作家名
田中訥言
作家名欧文
Tanaka Totugen
 
 
生没年
1767‐1823
 
 
年代
江戸時代
制作年
19世紀
材質・形状
紙本金地著色
寸法
縦155.2 横353.8
指定
重要文化財
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
18.2MB
解説
【岡谷家寄贈】/文字通り百種に近い四季の草花が、金箔を押した檀紙に直接岩絵具で色彩も鮮やかに描かれている。近世初頭の伊年印のある四季草花図を思わせるが、より写実的で植物の種類も多いことから、江戸時代中期以降の博物図譜との関連も窺われる。本図は、訥言独自の的確な筆致と優美な色彩、細かな皺が寄せられた檀紙が醸し出す深みのある金色とがあいまって清新な気品に満ちており、訥言畢生の名作と評されている。本図にまつわる逸話によると、注文主の岡谷惣助が絵具や画材の代金として30両を渡したところ、訥言は多額の代金を二度にわたって使い果たし、三度目で30両に加え旅費六両を渡したところ、ようやく本図を完成させたが、その金額は総計で当初の三倍の96両にもなったという。また、屏風裏面の胡粉による鳥襷文は、弟子の渡辺清が描いたと伝えられる。