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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000181
作品No.
屏風23-2
画像No.
44868-0
作品名
亀図風炉先屏風
作家名
円山応挙
作家名欧文
Maruyama Ohkyo
生没年
1733?1795
年代
江戸時代
制作年
18世紀
材質・形状
絹本著色
寸法
縦56.0 横172.2
所蔵先
徳川美術館
画像データ
13.8MB
解説
おだやかな水面にさざ波をたてながら泰然と泳ぐ鯉を右隻に,飄々とした亀を左隻に描く。写実的でありながら情緒豊かな画風を特徴とする円山応挙(1733~95)の佳作である。墨の濃淡を生かして,鯉や亀の動きによって生じる水のゆらめきや,透明感が見事に表されている。大正年間の修理以前は,裏打ちをほどこさず,絵絹をそのまま木枠に張った状態で仕上げられていた。透過するやわらかな光によって,水中を泳ぐ鯉の姿と水の動きが,より透明感をおびて浮かび上がっていたことだろう。