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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000113
作品No.
茶碗2079
画像No.
18671-0
作品名
織部筒茶碗 銘 冬枯(高台)
年代
桃山時代
制作年
16世紀
寸法
高9.2 口径10.2
指定
重要文化財
所蔵先
徳川美術館
画像データ
14.2MB
解説
【岡谷家寄贈】/黒釉と白釉が斜めに掛け分けられ、桃山時代に着物や漆工品の意匠として流行した「片身替わり」を思わせる。銘「冬枯」は、黒地に白く浮かび上がる抽象的な植物文様を枯れ草に見立てたのであろう。白い文様部分は掻き落とされた後に白釉でなぞられている。口縁は捻り返しで黒釉がかけられており、厚みがある。高台内には「Q」と読める印が捺してある。箱蓋裏には表千家九世了々斎宗左(1775~1825)によって「ヲリヘ 筒茶碗 冬枯ト云 左(花押)」と書き付けられている。〔伝来〕名古屋 岡谷家―徳川美術館