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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000102
作品No.
茶碗19
画像No.
4197-0
作品名
井戸茶碗 銘 大高麗
年代
朝鮮王朝時代
制作年
16世紀
寸法
高8.5 口径14.8 高台径6.2
指定
大名物
所蔵先
徳川美術館
画像データ
10.2MB
解説
【安宅冬康・徳川家康所用】/大井戸に属する名物茶碗で、深々としたこだわりのない形は無類である。釉調も明るい枇杷色で、高台付近のカイラギは控え目であるが力は漲っている。古来この茶碗が「大高麗」といわれているように、井戸手の茶碗は、古くは高麗茶碗の総称のもとに一括されていたと考えられる。茶会記に「井戸茶碗」として登場するのは、天正6年(1578)頃からである。尾張徳川家では、幕末に至るまで「大高麗」の呼称を用い、「井戸」という分類名称を使っていない。
〔伝来〕安宅冬康(三好長慶の弟)―徳川家康(駿府御分物)-尾張初代義直-尾張徳川家