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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000068
作品No.
茶入1
画像No.
18096-0
 
 
作品名
漢作肩衝茶入 銘 靱
 
 
年代
中国・南宋時代
制作年
13世紀
寸法
高8.5 胴径6.2
指定
大名物
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
9.6MB
解説
【足利義政・豊臣秀吉所用】靭(うつぼ)という名の由来は、数本の矢を納めて腰や肩に負う武器に、形が似ているところから来ているようである。漢作茶入のうちでも形が穏やかである。釉調は滑らかな飴釉の中に、ところどころ柿釉が露呈し、さらに海鼠釉がいくらかずつ散らばり、その変化が異色の見どころとなっている。足利義政(1436~90)が所持し、細川勝元以後、細川政元―高国―氏綱―藤賢―藤孝(幽斎)―忠興(三斎)と細川家に伝来した。その後豊臣秀吉―木下長嘯子(勝俊)―堤嘯雲―木下長嘯子の曾孫・斉範と伝来し、斉範より寛文十三年(延宝元年・一六七三)に尾張徳川家二代光友に贈られ、以後尾張徳川家に伝来した。間道の仕覆が附属する。