作品詳細

コレクションNo.

TAM000058

作品No.

掛物1254

画像No.

72570-0

 

 

作品名

徳川秀忠尾張領知状（徳川義直宛）

 

 

年代

慶長１３年

制作年

１６０８年

材質・形状

紙本墨書

寸法

縦45.1　横61.6

 

 

所蔵先

徳川美術館

画像データ

14.4MB

解説

二代将軍秀忠が義直に与えた尾張国一円の領知判物。検地が継続中だったため、尾張国の石高はこの時点では確定していない。伊奈備前守忠次による備前検地が二ヶ月後に完了し、尾張一国は四十七万二千石と算定された。大名家は、将軍の代替りごとに領知判物の発給を受けたが、御三家の尾張徳川家は別格扱いで、江戸時代を通じて領知判物はこの一通のみである。本状が、以後二百六十年にわたる尾張支配の唯一の根拠となった。