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作品詳細

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徳川美術館所蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
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コレクションNo.
TAM000050
作品No.
掛物17
画像No.
71928-1
 
 
作品名
徳川家康画像(三方ケ原戦役画像)
 
 
年代
江戸時代
制作年
17世紀
材質・形状
絹本著色
寸法
縦37.8 横21.8
 
 
所蔵先
徳川美術館
画像データ
14.5MB
解説
元亀三年(一五七二)、武田信玄に三方ケ原で敗れた徳川家康が、生涯唯一の敗戦を肝に銘ずるため、命からがら浜松城に逃げ帰った時の姿を描かせたと伝えられるが、この伝承には史料的な根拠はない。ただし、尾張徳川家の道具帳には「東照宮尊影」とあり、江戸時代から家康像として認識されていたことは確かである。近年では、目を見開いて歯を見せる忿怒の表情、片足を上げて手を頬にあてる姿から、家康を神格化した礼拝像であったと考えられている。尾張徳川家九代宗睦の嫡子・治行の正室・従姫(一七五七~一八〇四)が、紀伊徳川家から嫁いだ安永九年(一七八〇)に尾張徳川家へ持参した品である。